パッティングのベースライン
PGAtour(米)では、「パットで稼いだ打数(SGP)」という概念の指標を導入しているので、パッティングの巧拙分析が簡単にできます。
距離ごとに全選手の平均パット数はどうなっているのか、ということになりますが、現時点ではそのデータが見当たりません。
そこで、2011年版のデータを添付します。
全選手の平均ですから、現在も変わっていない(というか、変わったとしても大勢に影響ないくらいの変化と考えられます)と考えてよいと思います。
これがベースラインとして、各選手のすべてのパットの距離(レーザーですべて計測)と結果を1打ごろに評価してSGP(Strokes Gained Putting)が求められます。
これはお金と人(ボランティア)を大量に注込めるPGAtourならでは可能な指標ですね。世界の他のツアーではこういうことはできていません。
これをご覧になると、ツアーの選手もたいしたことない、と思われるかもしれませんが、これはツアーでのすべての平均でアンジュレーションや芝質や傾斜などもすべてを包含して、数値は距離だけの関数になっているからです。
ベースラインについては右下の「電子ファイルを見る」をクリックなさって下さい。
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