パットの巧拙は天性のものではない
プロ仲間からパット巧者NO.1と言われる谷口徹。
2012年度賞金ランク2位、平均パット数ランク3位(1.7380)でした。
また、2000年、2002年、2006年は平均パット数ランク1位。
更に1999年以降13年間連続して、このランクのトップ10以内という記録を残しています。
その谷口ですが、98年以前は一度もトップ10以内に入っていませんでした。
たゆまぬ努力が現在の凄腕パッターを育てたものです。
パットの上達は、努力(練習)によって身に付くもので、決して天性のものではないことを谷口は証明してくれました。
「パットは勘だから」と言い訳する人がいますが、練習努力が足りないと自省すべきではないでしょうか。
彼の辛口は有名ですが、自分自身が血の出るような努力をしてきたからこその自信と、後進たちがそれだけの努力をしているのか、という歯がゆさからのアドバイスと受け取るべきでしょう。
このことは我々アマチュアにもそのまま通じるもので、逆に言うと努力なくしてパットの上達は無いと言えます。
自戒を込めて「練習を怠らないこと」ですね。
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