パットの、ほんとう

理想のパターとは

パットのストロークについては、IN TO INやSTRAIGHTどちらがいいとか言われて来ましたが、今はSTRAIGHTが優勢のようですね。

ストレートの軌道をイメージしたストロークをするには、振り子式のストロークが馴染みやすいですが、それでも真っ直ぐにテークバックして真っ直ぐな軌道でインパクトし、真っ直ぐにフォローを取ることは結構難しいものです。

即ち、軌道の方向とは直角方向(横方向)にパターがぶれるのですが、これは私が未熟なのだから、とグリップの強さを変えたりして横ブレが起きないように取り組んで来ました。

ある文献(*1)によれば、パターのストロークにおいて、(本人は意識しているか否かは別として)ストローク方向への力だけでなく(ぶれないように)横方向にも微妙に力を制御しながらストロークしていることが、理論的にも実験的にも示されています。

この文献は学術的な範囲で論じられているので、以下のことは文献が示唆している内容を独断で解釈したもので、原文献に何ら責任はありません。

この論文の示唆しているところによれば、真っ直ぐにストロークしやすいパターというイメージが浮かび上がります。
それは
1、センターシャフトであること
2、フェースバランスであること
3、シャフト回りの慣性モーメントの大きいこと
4、重心深度が深いこと

商品のイメージとしては、フェースバランスのセンターシャフトで、マレット型(或いはネオマレット型などその変形)となります。既に、これを満足させるパターがいろいろなメーカーから販売されています。

ストロークしやすいパターですから、誰もが使いそうですが理屈通りではないのがゴルフの面白いところです。

パターはこういう性能要因以外で選択されています。

即ち、見た目の良さ・構えた時の座りの良さ・ブランドなど心理的な理由や嗜好によって選択されていると思います。

この文献を読んだからと言って、このようなパターを選択しようという気になる方は少ないと思います。

*1:「B行列法によるゴルフパターのフェイス制御メカニズムの研究」(清水哲雄ほか 2008年12月)

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